パートナーApps
パートナーApps
さまざまなニーズに対応するために、Cantemoパートナー各社が開発するAppsを利用してCantemoの機能を拡張することができます。
パートナーAppsには、Final Cut Serverの置き換えに対応するMMCT社の「ScriptRunner™」、バックアップ・アーカイブソフトウェアである「Archiware PresSTORE」と連携するmoosystems社の「 CP Archive」ほか多数が公開・提供されています。
Cantemoは、パートナー各社が開発した「パートナーApps」で機能を追加することができます。
ScriptRunner™ (Meta Media Creative Technologies社)
Meta Media Creative Technologies 社が開発したCantemo Portal™用パートナーApp『ScriptRunner™』 (スクリプトランナー)は、Apple Final Cut Serverと全く同じようにメタデータの変更を監視します。 メタデータ条件のセットを監視し、検出されたメタデータフィールドの変更に対応する動作を実行します。
「ScriptRunner™」(スクリプトランナー)は米Meta Media Creative Technologies社が開発した Cantemo Portal™用のパートナーAppです。メタデータを監視し、変更が加えられた際にApple Final Cut Serverの挙動を完全再現します。
特定のメタデータ条件群を常時監視し、条件に合致する変化をトリガーとした操作やメタデータフィールドの処理を自動実行させる仕組みです。
複数の実行操作を特定のメタデータ条件と関連付けすることもできます。また、ひとつの実行操作が正しく完了した場合にのみ後続の操作を逐次実行するなどの順序の定義や再編集が可能です。
実 行された操作のログも内蔵し、トリガーされた各実行操作の履歴や、操作結果の戻り値や実行状態も記録されます。 このAppは従来Final Cut Serverを運用していたユーザーの乗り換え移行を目的としていますが、Cantemo Portal™を離れて目的の機能を追加するのにも有用です。
Archiware P5 (PresSTORE) とのインテグレーション
Archiware PresSTOREとの連携で全自動バックアップワークフローを実現
moosystems社が提供するApp『CP Archive App』は、Cantemo Portal™とArchiware PresSTOREとを連携させて、LTOなどのテープデバイスやディスク・トゥ・ディスク、D2D2T方式のアーカイブを実現します。
単一ファイルのアーカイブ、リストアだけでなく、一連のまとまったコンテンツコレクションにも対応し、マニュアル操作によるアーカイブだけでなく、Archiware PresSTOREならではの全自動アーカイブにも対応します。アーカイブは標準のRules Engine Appにより定義されたダイナミックルールとワークフロー連動して動作します。
「CP Archive App」は、独 moosystems社のCantemo Portal™用パートナーAppです。Archiware P5 (PresSTORE)への接続機能を提供することで、Cantemo Portal™に完全なディスク・トゥ・ディスク・トゥ・テープ(D2D2T)の自動アーカイブ機能を持たせることができます。
「CP Archive App」は単一のアイテムはもちろん、アセットのコレクション単位でのアーカイブとリストアが自動トリガー実行またはマニュアル操作で行えます。アーカイ ブはCantemo Portal™ 標準装備の「ルールエンジン」Appでダイナミックルールとして条件を定義でき、コンテンツデータのアーカイブの自動実行を実現します。
メタデータの変更に対して、複数の操作を実行させることも可能です。逐次実行されるスクリプトは直前のスクリプトが正しく完了した場合のみに実行されます。実行されたスクリプトのログも記録されます。
Final Cut Server の代替MAMとしてのCantemoへの移行
moosystems社のApp『CP Migration Tool』はApple Final Cut Serverで構築されていた環境からCantemo Portal™への移行を補助するコマンドラインツールです。FCSvrからすべてのメタデータを抽出し、Cantemo Portalのデータベースに必要なすべてのメタデータフィールドを生成します。 現行のFinal Cut Server環境上のコンテンツファイルはそのままに、コピーなどによりファイルを移動する必要なく移行が可能です。プロキシやサムネイルの再生成も不要なので最小限の影響でスムーズな移行ができます。新しいストレージにファイルを移したり、プロキシやサムネイルの生成も任意で設定することができます。
- FCSvr環境上のメディアとメタデータを複製せずそのまま移行できるコマンドラインツール
- Portal上にすべての必要なメタデータフィールドを自動生成
- FCP7、 FCSvrのファイルをPortalのコレクションとして保存
- FCSvr上のサムネイル・プロキシの流用または再生成の任意選択
- メディアファイルのアーカイブをテープからリストアする必要なく移行
メディア検出App
moosystems社のApp『CP Media Detection』はfseventsでファイルシステム上の変更に対する監視機能を利用してXsanボリュームをリアルタイムに監視し、新たに追加されたアイテムのカタログ、プロキシやサムネイルの生成などを実行させます。
- Xsanボリュームに追加されたあらゆるメディアを検出し、Portalをトリガします
- ユーザーの好みのフォルダ構造が利用可能。Portalはフォルダ構造に追従してメディアを検出
- 外部の制作スタッフがプロジェクトに参加しても、MAMの存在に意識することなく作業が可能
- ワークフローに影響のないMAM
ニュースルームシステム、MOSとの連携
オランダのAA Media Group社からCantemo Portal™とAnnova社の報道システムOpenMediaとをMOSプロトコルを使ってつなぐCantemo Appsが提供されています。
Avid Interplay との連携 (Cantemo Portal™ Enterprise版専用)
Avidの最新のInterplay WebServicesを利用して中規模から大規模のAvid Interplayシステムとの媒介を実現するパートナーAppがAA Media Group社から提供されています。CantemoベースのMAMとInterplay間の相互のメディアコンテンツデータを付属するメタデータを伴って転送することができます。
Avid Interplayへのアセットの取得は、すべてのアセットをISIS等のAvidストレージへ転送したのち、アセットのメタデータをInterplay WebServices接続で転送する2ステップのアプローチで実行されます。